Lロッドとは?
ベイトタックルにおけるL(ライト)パワーのロッドは、主にベイトフィネスロッドとして活用されます。
スピニングで扱うような軽量リグを、ベイトならではの低い弾道でピンポイントに撃ち込めるのが最大の強み。
特にショートディスタンスの釣りでは、ピッチングでカバーの奥へ正確に入れることができ、スピニングよりも効率的なアプローチが可能になります。
Lロッドで扱うリグと操作感
代表的なのは以下の軽量リグです。
- ネコリグ
- スモールラバージグ(スモラバ)
- ダウンショットリグ
これらを繊細なティップで操作することで、ただ落とすだけでなく「喰わせのアクション」を演出できます。
また、ベイトリールの巻き取り力を活かし、バイト後は素早くカバーから引き離せるのもメリットです。
スピニングとの違い
「じゃあスピニングでいいのでは?」と思う人も多いでしょう。
- スピニング:より細いライン、超軽量リグ、繊細な誘いに特化
- ベイトフィネス(Lロッド):太めのラインを使いながら、正確にカバー撃ちできる
つまり、繊細さならスピニング、パワーと正確さならLロッドという使い分けがベストです。
Lロッドが活きるシチュエーション
- ブッシュやリリーパッドの際に軽量リグを撃ち込みたいとき
- サーチベイトでは反応がなく、喰わせの釣りに切り替えるとき
- プレッシャーが高く、バスがシビアな状況
👉 こうしたシーンではLロッドが強力な武器になります。
注意点と限界
ただし、太いラインを使うほどに動きが硬くなり、バスが見切るケースもあります。
また、吊るし釣りや極端なカバー攻略なら、PEラインを使うパワーフィネスの方が適しています。
まとめ
- Lロッドは「ベイトフィネスの基本ロッド」
- 軽量リグを正確に撃ち込み、繊細なアクションで食わせる
- スピニングと役割がかぶるが、ライン強度と操作感で差別化できる
- パワーフィネスとは別物 → 内部リンクで後日解説予定
Lロッドをマスターすることで、バス釣りの幅は一気に広がります。
👉 他のロッドの特徴はこちらでまとめています:
➡ 【ロッド特集ページ|硬さ・長さ・用途で選ぶバスロッド解説】